四大文明の叡智を融合させたこれからの医療
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理事長のご挨拶

統合医療学院開設のご挨拶

統合医療学院理事長 亀谷祥治

統合医療学院理事長 亀谷祥治

開院に当たり、ご挨拶を申し上げます。

第1に、統合医療に関する環境分析結果を体系的に整理すると以下の通りです。

参入障壁に関しては、個々の医療は従来通りであるが、西洋医学を前提とした統合医療は高度で参入障壁は高く、したがって、新規参入の脅威は小さいと考えております。競争状態に関しては、統合医療を担う組織は稀有で、したがって、競合は少ないと考えております。

代替品の圧力に関しては、統合医療に類するものは観察されず、したがって、代替品の圧力は小さいと考えております。

需要サイドの圧力に関しては、西洋医学を前提とした統合医療による医、食,心、三位一体のQuality of Lifeを享受する必要性や統合医療による医療費の削減期待は高いと考えており、したがって、需要サイドの圧力は、強いと考えております。

 供給サイドの圧力に関しては、個々の医療は、存在しているが、西洋医学を前提とした統合医療は少ないと観察しており、したがって、供給サイドの圧力は弱いと考えております。

第2に、統合医療学院に関する分析結果を体系的に整理すると以下の通りです。

強みに関しては、先行者利得があること、人材の面でも、西洋医学をベースとした優秀な教授陣にご参加いただいていること、したがって、代替品の圧力は弱く、参入障壁の高い学院を形成していると考えております。しかし、弱みがあります。新規のプロジェクトであることです。

そこで、小規模からスタートし、身の丈経営で対応していこうと考えております。ちなみに、北海道のリゾート開発アルファトマムの破たん原因は、4人の農業者が、同時に4つのホテルを建設したからであり、そこで得た、1件ずつ収益を確認しながら、身の丈でやるべきという教訓を活かしたいと考えております。

機会に関しては、西洋医学を前提とした統合医療による医、食,心、三位一体のQuality of Lifeを享受する必要性や統合医療による医療費の削減期待は高く、一方、統合医療を担う機関は未開拓の分野で、したがって、ビジネスチャンスと考えております。

しかし、脅威があります。大規模資本による追随、模倣の可能性です。これに対しては、結集戴いた優れた教授陣による西洋医学を前提とした統合医療に関する教育研究内容の差別化などで対応しようと考えております。

第3に、以上を前提に、まず、最初に、統合医療大学院大学を設立し、統合医療の安全性、有効性、経済性に関する教育・研究の知的メッカを構築する。

次いで、実践も兼ねて、プロトタイプの統合医療センターを構築し、全国のモデルケースとする。併せて、これらのセンターの運営を担える統合医療コーデイネーターを育成する。さらに、統合医療は労働集約的な産業で、産業連関による雇用誘発・創出効果も大きく、地域振興に貢献する。加えて、医療費は、医療産業が、資本集約的・労働集約的であることから高騰しており、統合医療は、この医療費を削減し、国家予算のスリム化に貢献可能ということで、SRI(社会的責任投資)によるCSRといったミッションなどの実現に向けて、本学院は船出をしようとしております。

どうぞ、今後とも、ご指導、ご支援をよろしくお願いします。

 2012年10月26日 開院式ご挨拶

統合医療学院理事長 亀谷祥治