四大文明の叡智を融合させたこれからの医療
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統合医療とは

統合医療とは何か
~代替医療ではないもう一つの選択肢~

 「統合医療」とは何か。この問いに対しては十人十色の答えがあり、未だ共通の理解がなされていません。ヨガや太極拳などの運動、サプリメントや健康食品、さらには漢方などの伝統医学、これらをまとめて「相補代替医療」といいます。

近年の医療における大きな流れは、患者中心主義に基づき様々な治療法を理想的に統合しようとするものです。しかし、この概念は「相補代替医療」と同義ではありません。統合医療とは、何か特定の治療体系というより、代替医療と現代医療を架橋する「コーディネート」の姿勢にこそその本質があります。

統合医療の根幹をなす概念は、「現代医療と諸文明が培ってきた相補代替医療の融合された医療体系」です。相補代替医療により現代医療に付加される概念とは、一に「患者中心主義」という言葉に代表されます。もう一つの概念がホリスティック(全体論)な思想体系です。

統合医療学院では「人のいのち」という共通項により、それぞれの良い文明が育んできた治療法を組み合わせて、より高い次元の「第二世代の統合医療」のコンセプトに達しました。患者が求める適切な医療は、患者によって一人ひとり異なり、同じ患者でもその時ごとに異なります。的確な臨床判断を下すためには臨床診断学とコミュニケーション能力が必要不可欠で、その基盤に臨床経験が必要です。統合医療医が一貫して患者をマネージメントしていれば、再診時に治療効果を客観的に評価することができます。総合診療科の、患者の価値観を考慮した治療選択のコーディネートは大変優れており、その選択肢の幅を広げた総合診療医や家庭医の役割も日本の統合医療発展につながるでしょう。

統合医療イメージ